2006年05月14日

カフェますの

本日のおすすめメニューコーヒーと離婚とサンドがあるカフェますの


上の短歌は題名代わりで、投稿ではないです。

個人的に脳味噌をコテンパンにする爆笑お馬鹿芝居を、マチネで
観てから行った為、昨日の辰巳さんのライブもありかなり頭の中が
何かで幸せ気分のようなもので飽和状態のままの参戦でした。

あんなに充実感溢れる、しかも、途中で抜ける時に
「あぁ、惜しいなぁ……もうちょっと聴いていたい。」
と思えるライブだとは行くまで、正直思いもよらなかったです。


短歌イベントではなく、カフェますのです。
その感じも案外、心地よかったのかもしれません。
客席とあわせたごちゃ混ぜ感のようなものが。

開演前に足首が見えて、誰か思えば昨日に引き続き、貴志さん。
わざわざ、声を掛けていただいて、ありがとうございました。
かんたん短歌Blogの常連さんたちが座っている向こう側の小座敷かと
思いきや、真正面、”枡野さん”を充分、遠慮なくガン見出来る席に
お座りだとか。流石です。何が流石かは企業秘密。でもLOVE光線でしたね。

貴志さん、爽やかに登場なのに、笑顔まで短歌と違って!?爽やかなのに、
(くどい?)口からは、黒く光沢の艶があるなまめかしい皮のようなR指定
の言葉が、ザクザクサックリ出てました。きっかけは私にあるとはいえ。
二人して、ニコニコ笑いながら、その笑顔に似合わない話を少々。
あぁ、楽しかった。思いが存分、口に出来てよかったです > 貴志さん。

投稿はしてるけど、常連と言うほど取り上げられることも少ないし、
いきなり、室井さんのイベントでのステージとの深い距離問題の人(※1)
みたいな人に「このイベントはおかしい!」とか力説されても困るし……。

などとちょっぴり心配してましたが、とんでもない。

カフェのオーナー枡野さんにおもてなしされている気分でした。
そのくらい、楽しかったし、思いっきり笑いました。
一人で行っても充分楽しいカフェでした。

表のテーマは何だったんでしょうか。裏のテーマはお金。
かなり、裏が透けて見えるむしろ表のようなテーマ、お金。
出演してくれた人には、壇上の枡野さん手ずから、出演料の
ぽち袋が支給されてました。

ルポライターの藤井良樹さんが、『保護者役』で枡野さんと共に登場。
藤井さんの突っ込みに「それでね。」「でもさ。」と言う度に、
小さくなると言うより、頬がうっすら上気してなんだか印象が
弓のように細くなっていく(でも反論しつづける)枡野さん。

チェルフィッチュで1人芝居(だけど、ヤスケン役は藤井さん。)
村上春樹とヤスケンの説明を。そしてたまに枡野さん自身の見解。
どうしても、文章に気を取られて、動きが少なくなって、はっ!
と思い出したように再びチェルフィッチュ枡野さんになったり。
その後も大活躍の台詞「今にわかるからな。」で藤井さんも
チェルフィッチュ。

枡野さんが、いかがなものかと思っている部分が、
とてもわかりやすく、伝わってきました。

藤井さんが休憩中、壇上から降りて打ち合わせのようなものを
スタッフの人と話している姿とか、枡野さんが小声でスタッフの
方にお願いする姿が、えらくカッコよかったです。
チェルフィッチュを見たからでしょうか。
チェルフィッチュ効果???

あ、あと、いろんなものを入れてきたトートバックから、資料やら
何やら取り出して取り出しすぎて、広がってしまって、あぁ!と
慌てている枡野さんも。とりとめのないトートバック。
お宝がザクザク出ていたようです。

トーク中しばしば、その前にあった室井佑月さんのイベント批判の
文章が登場。多分こんな感じ

客席とステージの間には深くて暗く広い溝があった…

ことあるごとに、枡野さんが、さも仰々しげに火サスの予告のように
おっしゃるので、それもおかしかったです。おなか抱えて笑いました。
でも、それを踏まえた、カフェますのの特色。

・舞台上のファイルと合致する各個人が付けている名刺
 (しかも、デザインがお洒落)
・言われた人はスポットライトという名の懐中電灯で照らされる
 (ほら、暗くない!)

その他にも、
最初に全員、手を上げて、該当しない人だけ手を下げさせるとか。
かんたん短歌ブログに投稿したことがある人を手を上げさせて、
尚且つ手を振らせてたり。
(想像以上に多かった。向こうの小座敷もさることながらかなり点在してた。)
面白く工夫された客席参加型で、個人の参加する気合のレヴェルが
バラバラでも、居心地が悪くならないイベントだったと思います。
実際、私は1人で行きましたが目の前に座っていた『歌人じゃないと
もったいない名前の音楽ライターさん』とお話も出来たし、その方が
作ったCDのライナーノーツ見て、衝動買いも出来、短歌の話も出来て
(丁度、話題に上っている作歌のモチベーションについてでした!)、
偶然とはいえ、その偶然も楽しめたので良かったです。

藤井さん曰く、枡野さんの最近のブームは

サーチアンドデストロイ

リアル自分探し。
インターネットで『毎朝』自分の名前で検索をかけて、自分の本などを
批判している人に、直接メールなりコメントをするのだとか。

で、相手は、それに対して返信なり、反論してくれる。
別れた妻とは、そういうことさえ出来なかったので、自分を批判していて
尚且つ、反論してくれる人の方が同じ土俵に乗ってくれて優しいとさえ思う。

とおっしゃっていました。

カフェにこう言う話は合わない!と言いながら離婚話に着地する枡野さん。
失礼ながら、あぁ、枡野さんのイベントだってしみじみ思いました。で、
「元妻の漫画の中でね。」と聞くたびに、枡野さんのこの話がきっかけで、
南さんの漫画を買う人って、いるんだろうなーと。

文章も話も上手い枡野さんが、こう描いてあるけどーと説明すると、
読んでみたくなってしまうのです。……間接的養育費支払。

mixiでこんなに人が集まって……と話しているのを聞いたときに
枡野さんの『あるきかたがただしくない』でmixiが大きくなったことが
書いてあるページを思い出してました。『mixiで来ました。』で通用
する位、大きいSNSなんだなぁ……と実感。

その他にも、枡野さんが好きなサバイバーの映像(フィーチャリング石原)
と共に、石原行雄氏が登場して、本人の前で萌えポイントを論じたり、
室井佑月さんが登場して、謎を残して去ったり。客席にはポツドールの方
も来ていました。枡野さんが観に行かれる縁だそうです。最初、吃驚しま
した。何故ここに!?と。その他、様々な方がその都度、呼ばれ、紹介され、
懐中電灯で照らされてました。

失恋論の切通氏が壇上に上がった時には、刺客として、客席にいた
辰巳泰子さんが登場。短歌を読んだ瞬間に、会場の空気がくるっと
変わった感じがしました。それこそ、私が短歌に触れているから
そう感じるのかも知れませんが。切通さんの隣で読むと、また前日の
朗読劇とは違う印象を受けました。

前日がお芝居なら、今日は喫茶店で真向かいに座って言い放つような感じ。
見た目の違いだけかもしれません。でも、それでもやっぱり家に帰って
改めて本を手に取るくらい、その余韻が魅力的でした。

宴はまだまだ続いたのですが、途中で、そっと撤退。
後ろ髪を引かれつつ、失礼しました。

※1
室井さんのトークイベントを批判した人は、周りに座っていた人と
話したときに、「このトークイベントはおかしくないですか?」と
話したのだとか。詳しくは、室井さん、枡野さんのブログからどうぞ。
posted by にしまき at 19:00| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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